仕事の終わり、午後六時。


さってとー帰ろうかなー。



携帯が鳴る。

あれボスからの着信だ、めずらしー。


ボス「仕事終わったか?緊急だ、今ビルの前に車止めてるから」


はい?また忘年会でつか・・・?



ビルを出た。
ボスのワゴン車が確かに止まってる。


どうしたの?急に。

ボス「説明は後だ、とにかく乗れ」


なんなのよ。

ボス「いいから乗れ!」


珍しく怖いボス。


仕方なく車に乗る。



ねえ、これどこ向かってるの?



ボス「いいからこれに着替えろ」



あれ、この服。。。
奴(彼)の家に置いてあるスペアの青いパンツルックじゃん。

。。。なんでボスが持ってるの?



ボス「いいからさっさと後ろで着替えろって。ビービー女の腐ったように言うなっつーの」



・・・それってさあ男を愚弄するための言葉じゃないの?


かなりご立腹ながらしぶしぶカーテンの中で着替える。




で、どこいくの?



ボス「もうすぐわかるさ」



なんなんだよ。。。



そうこういってる間に小一時間。車は止まる。


あれ、、、ここってあいつの。。。?


昨日相談を受けた友達の家の近くであった。


ボス「まだ奴はいるのか、、、救いようがないな。」


あっ、あいつ。。。



友達のストーカー(元彼)が友達の家を観察してる。
ボスが携帯かけてる。


ボス「千夏ちゃん、ねーさん連れてきたよ。」


よーくみると、そのストーカーを張り込むように千夏とバンドのメンバーA君が別の車に乗ってる。



なんなの?これ


ボス「さあ、お仕置きの時間だな」


へ?


あっ、千夏。


気がつくと千夏とA君がストーカーのほうへ。



ボス「俺らもいくかあ。Noa」


なにすんのよ?


ボス「言っただろ、お仕置きだよ」



ええー???


ここからのことは諸般の事情で詳細までは書けませんが、、、
千夏の投げ飛ばし、ボスの証拠写真撮影。。。そしてあたしが軽くキックを。。。




「十人十色。でも人を悲しませるのはいらないわ。今度悲しませることをしたら、、、わかるわね?」



逃げるように消えていきました。



帰りの車内。

ねえ、ボスなんでこのことしってるの?


ボス「彼から頼まれたんだよ。今朝電話でね。力になってやってくれって」


へ?
、、、んじゃあこの服は?



ボス「それも彼だな。仕事の洋服じゃキックなんて出来ないだろうからとか言ってたな。細かいことまで気がつくな、あの坊主」



。。。


ボス「俺もそうだが、Noa。Noaの友達ってのは俺らの友達でもあるんだよ。その友達が悲しんでるのは黙ってられないたちでな。彼も同じこといってたぞ」

千夏「あたしもね^^だから休みだけどずっと張り込んでたw」

ボス「流石にこの寒い中一人でたちんぼはかわいそうだろ?だからうちのバンドの暇人に車ださせたんだよ」


千夏「車あったかかったー」


。。。



ボス「千夏ちゃんから聞いたよ。喧嘩したんだって?坊主と。あの坊主はNoaにはもったいないな。大事にしないとダメだぞ?」



千夏「あーあ。おねーちゃん目がウルウルしてるー。ボスおじさんのせいだよー」



ボス「おじさんは余計だぞ、おにいさんだw」


千夏「じゃあ、ボスおにいさん。おねーちゃんにさあ」


ボス「おねーちゃんに?」



呪われるよ!w



今日のボスの一言

ボス「鬼の目にも涙ってか?ハハハ それにしてもさっきの怖かったな。『わかるわね?』って特に。やっぱり怨み屋のあの女優に似てるよw名前忘れたけどな」




・・・呪ってもいいでしょうか・・・?

でもみんなありがとー。Noaは幸せ者です。



Chao^-^v